- キャンペーン
ひゃっほうのWSOP参戦記

皆さん初めまして、ひゃっほうこと池内一樹です。GGPoker Team Japanとして世界中のカジノでポーカーをして賞金を稼いでいます。
2022年、新しい会場に移ったWSOPに参加してきました!
コロナが未だ収束しない中、メインイベントの参加者は史上2番めとなる8,663人を記録。ポーカーブーム絶頂期の記録(2006年/8,773人)にも迫る勢いです。
世界で最も人気のあるポーカー大会、WSOP!
その魅力をお伝えしていきたいと思います。
【WSOPの魅力】
1,会場
世界中探してもこれほどの場所はないかも?という、観光にも宿泊にも適した最高の場所にあります。

ラスベガスのど真ん中にも関わらず、広大な会場が2つ、中規模の部屋がひとつ、そしてフィーチャードテーブル、ファイナルテーブルがあります。




2,ブレスレット
WSOPイベント優勝者に与えられるブレスレットは、オリンピックでいうところの金メダル。
このブレスレットを求めて何千人もの参加者がポーカーで争うのです。


3,有名人
ポーカー系有名人が大集合です。
ネグラーノ、アイビー、エルキー、ホルツ、ヘルミュース、ジョナサン・トル、チドウィック、ボノモ、ジャングルマン、過去のWSOPメイン王者たち…
逆に出ない有名プロの方が少ないのでは?というくらいいっぱい居ます。
ポーカー系以外でも、過去には映画スターのマット・デイモン、ベン・アフレック、エドワード・ノートン、トビー・マグワイア、そして僕の大好きなドラマ「ブレイキング・バッド」のジェシー・ピンクマン役の人もWSOPに来てました。
今年はサッカーのネイマールが来ていたようですね!
世界のヨコサワさんを筆頭に、日本のポーカー系Youtuberも勢ぞろいです。
僕が初めてWSOPに参加した2006年だと日本人は僕を含めて数名だったと思いますが、今年は300人以上は参加してたと思います。
4,ファイナルテーブルと放送
僕が最初にWSOPに惹かれたのはYoutubeで放送を見たからです。
当時としては類を見ない最高にカッコいいファイナルテーブルで、ブレスレットと大金をかけて勝負する姿に憧れました。コメンテーターもユーモアがあって楽しかったです。
現在はメインイベントのみならず、様々なイベントのファイナルテーブルがオンラインで(有料)放送されるようになりました。
それを見ながら日本から応援してもらえたり、会場でも外国人の方から「放送見たよ!」なんて声をかけられたりするのは最高の気分です。

5,賞金がデカい
参加人数が多いので賞金も膨らみます。
コロッサスは参加費5.7万円で優勝6000万円。
ミリオネアメーカーは参加費21万円で優勝1.6億円。
メインイベントは参加費140万円で優勝14億円です。

6,歴史
WSOPはポーカートーナメントが流行る契機となったイベントで、最も歴史と格のあるトーナメントです。ここでは数々の伝説が生み出されています。
世界的なポーカーブームを呼び起こした「世紀のブラフ」、参加費1万ドルにも関わらず世界中から8000人集まるメインイベント、人生を変える10億円の優勝賞金、参加費が1億円以上する「ビッグワン」、そのイベントでAA対AAのオールインで片方がフラッシュを作るというひどいバッドビート、メインイベントで2度優勝し85歳で現役引退するまで半世紀に渡りトッププロに君臨し続けたドイル・ブランソン…などなど。

7,名誉
WSOPでの優勝は格別の名誉です。
金銭的には超ハイレートキャッシュゲームをやっていた方が遥かに時給が高いトッププロが、WSOPの優勝ブレスレットを求めて参加してきます。
以前、フィル・アイビーがレイトレジ締切前にやってきて、手札を見ずに何度もオールインしてました。たしか参加費$5000のイベントだったと思います。
何度かダブルアップしてある程度のスタックになったら続行して真面目にプレイし、飛んだらすぐハイレートキャッシュに戻るのでしょう。

“東大卒のポーカープロ”木原直哉さんが日本人プロの中でも特別な存在になったのは、WSOPで日本人初優勝したことをきっかけに、本を出したり地上波に出演したりしたことも大きいと思います。
ただのポーカー好きである僕が、テレビやラジオに出演させていただいたり、こうしてGGPOKER TEAM JAPANに入れていただいたのも、WSOPでのブレスレットや9000万円の獲得がなければなし得なかったと思います。
今年のWSOPは日本人が大活躍しました。







miranoさんから掲載許可をもらってTwitterにも書いたのですが…
miranoさんは以前、うつ病にかかり1年くらい家から出られない時期がありました。
2019年に、僕がWSOPのミリオネアメーカーというイベントでファイナルに残りその模様が放送されました。チップリだった僕がセカンドチップリの相手に向けて特大ブラフオールインしてて、その動画を見たmiranoさんは「こんな世界があるのか!自分もいつか出てみたい!」と社会復帰。働いてお金をためて初めて挑戦したWSOPでした。
その動画は100回見るほど好きだったそうで、和歌山から東京まで僕にわざわざ会いに来てくれたりもしました。
お会いするたび「僕(miranoさん)がファイナルテーブル行ったら、そこで一緒に写真撮ってくださいね!」と冗談まじりに言われてました。
そして今年、本当に一緒に写真を撮ることが出来ました…!
少しだけ涙ぐんでしまいました。


日本人がこれほど活躍した年はかつてありませんでした。
だけど、ポーカーYoutuberがたくさんWSOPに来て動画を作り、アミューズメント店舗も増え、オンラインのプレイヤーも増え、年々増え続ける日本のポーカー人口はさらに加速度的に増えていくのでしょう。
来年はさらにたくさんの日本人が挑戦し、さらにたくさんの日本人が活躍するのだと思います。それはもしかすると、あなたかもしれません。
最近はオンラインでWSOPのイベントも開催されるようになりました。
僕は「ポーカーが好き」というよりも、「WSOPが好き」というくらいWSOPファンです。だから、オンライン版WSOPも出まくる予定です。
どこかで(願わくばWSOPのファイナルテーブルで)皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
それでは!